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車を入れるのが大変な車庫にならないためには?
車庫を作った後で最もよくある困ったことが、車庫に車にが入らないことです。
車庫に車が入らないって?そんなバカな話があるかって思いの方も多いのですが、実際あるんです。
(伊鷹エクステリアの工事ではそんなこと決してありませんよ。)
実際、車が入らないっていうのは、ほとんどありませんが、大変入れにくい車庫というのは存在します。
では、どうしてこういうことがおこるのでしょうか?
車庫のトラブルはコミュニケーション・ミスから
その理由は、コミュニケーション・ミスによるものです。
車庫を作るときに、何をもっとも重要視するかは、人それぞれ異なります。
見た目の美しさ。
車の入れやすさ。
とにかくかかる費用を安くしたい。
一刻も早く車庫を完成させたい。
いろんな思いがありますが、人によって優先順位は違います。
人によって重視するポイントが違う
たとえば、見た目を重視する建築家にとって美しい家と車庫のデザインが、車の出し入れしやすい車庫とは限りません。
また、その車庫のオーナーの意向が現場まで届いていないこともよくあることなのです。
車庫は見かけと使いやすさのバランスが重要です。
しかし、そういわれても、実際にどうすればいいの?と思ってしまいますよね。
スペースにゆとりがない場合は、切り返す余地が少なく、入庫しづらい車庫になりがちですが、どこまで許容できるのかというのは、個人差があります。
困ったことに、自分が入れやすいかどうか、というのは、他人には判断しにくいものなのです。
車庫は、事前確認が重要
だから私は事前確認を必ずすることにしています。
事前準備で車庫を作った後のトラブルが回避できる
私は、必ず車庫の工事に入る前に、
糸で車庫のスペースを疑似的につくって、車庫のオーナーに事前に車が入れやすいかどうか確認をします。
事前確認があるかどうか
これで車庫のオーナー様の満足度は大きくことなります。
糸を張って仮想の車庫を作り事前確認
サービスの一環で、糸を張って事前確認してくれるところは、それほど多くはないと思います。
車庫を作るときブロック塀をあと3分の1だけ削りたい
車庫の間口を決める時に、車庫入れしやすいようにあとちょっと間口を広げたい、という場合があります。
ブロック1個分削ると間口はだいぶ広くなりますが、削りすぎでスペースがもったいない。
そういう時、ブロック半個分削りたい、とか、あとブロック3分の1だけ削りたい、とお客様は思います。
しかし、ブロックを削るのって、正直結構な手間なんです。
ブロック単位で幅を決められたら楽なのでそうしたいというのが、工事をする側の気持ちなのですが、お客様からしたら車庫を無駄に広げたくはありません。スペースがもったいないですから。
こういう時に、「できません」、と言うのか、「やらせていただきます」というのか、そこは職人のマインドが試される場面なのです。