丈夫長持ちのための基礎工事(重要)

丈夫長持ちのための基礎工事(重要)

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適切な基礎工事されていますか?

適切な基礎工事されていますか?

この質問に対して明確に答えられる人は少ないと思います。

なぜなら、基礎工事の部分は、地面の下で見えないからです。

すべてを終えた後で疑わしいと思っても、
地面を掘り返してチェックすることは現実的には不可能なのです。

工事をした職人だけが知りうることなのです。

外構・エクステリアの豆知識1:基礎工事

基礎工事というのは、何かを立てるときの土台の部分の工事をいいます。
カーポートをはじめ門扉、フェンス、ブロック、家などが
倒れたり、傾いたりしないようにするための最も大切な工事なのです。

基礎工事が適切でないとどうなるの?

建てたものが傾きます。

もしくは倒壊します。

最初の1,2年は適切でない工事でも傾いてくることはあまりありません。
建ててすぐに傾いてきたら問題になるからです。

しかし、5年くらいたつと、きちんとした工事がされたかどうか、その差がでてきます。

たとえば、ブロック塀はヒビが入ります。(1,2年でヒビが入ることもよくあります。)
ヒビの原因は基礎工事をしっかりされていなかったことによるものが多いです。

カーポートの場合、台風や雪の後に突然傾きます。
これも基礎をしっかりやっていれば、高確率で回避できることなのです。

基礎工事の正しくされていない、具体的にどういうこと?

コンクリートの深さが足りない

外構・エクステリア工事で、もっとも根本的でよくある適切でない工事とは、

基礎部分の、コンクリートの深さ(厚さ)が足りないということです。

正しい基礎工事
正しい基礎工事
適切でない基礎工事(深さが足りない!
適切でない基礎工事(深さが足りない!


深さが足りないとどうなるの?

建てたものが倒れてきます。

基礎が足りないので傾く

もうひとつ、とても大切なこと・・・基礎部分の重さ

しっかりした外構工事において、もうひとつ重要な要素があります。

それは基礎部分のコンクリート部分の重さです。

基礎を固めるコンクリートは、重量によってその上に立っているものを支えているのです。

だから、基礎部分のコンクリートの深さ(厚さ)が足りない=基礎部分の重さがたりない

となり、その結果、その上にたっているものが不安定になるのです。

世の中によく出回っている好ましくない一例

世の中で出回っているあまり好ましくない事例を紹介しましょう。

外構・エクステリア傾きの図
外構・エクステリア傾きの図

木は、次の理由で置かれることが多いです。

カーポートの柱を立てる作業のときにあると立てやすいから。
そして、すぐに柱が沈まないように。

結局、木は腐り柱はその重みで下がっていきます。

その結果、傾くということが起きるのです。

しっかりと柱の下までコンクリートを固め、しかも十分な重さを基礎部に確保してあげる
これがしっかりとした適切な基礎工事なのです。

適切な工事がなぜ行われない理由

なぜ、適切な工事が行われないのでしょう?

そのほうが、楽な上にコストが安くつくからです。

・コンクリートの量が少なくて済む(コスト削減)
・穴を深く掘らなくてよい(楽できる)
・生コンクリートをこねる量が少なくて済む(労力削減)

最近は公共事業が減り、どんなに安くても仕事をとろう、競合他社より必ず安くしてとろう、といったことが多くなってきていて、無理な見積もりを出して仕事を取った結果そのしわ寄せが工事費の低下につながり、この傾向が増えてきました。

外構は一生モノ、という表現は過剰な表記になってしまうのであえてそうは言いませんが、少なくとも何十年と使っていくものなので、納得のいく選択をしていただければと思います。

適切な工事をしてもらうコツについてこちらのページでは紹介しています。

伊鷹エクステリア 代表

私は、18歳で高校を卒業して、ゼネコンである江州建設に就職し、建築や設計についての基礎を学びました。

その後エクステリア施工会社で外構職人をし独立。かれこれ30年以上外構の仕事をしています。

私は、元来、体を動かすことやモノをいじるのが好きな性格ですので、この仕事が元々自分には合っているのだと思います。

仕事を完璧に仕上げたときの職人としての誇らしい気持ちと、お客様が満足されて喜んでいる姿を見るのがとても楽しく、この仕事に大きなやりがいを感じています。

私は、この仕事が好きです。そして自分の仕事に誇りを持っています。

きちんとした材料できちんとした工事をして、丈夫で長持ちな外構工事をすることが、伊鷹エクステリアの仕事です。その信頼があるから独立してから20年以上もやってこれました。

私、伊藤辰男、誠心誠意必ずご満足のいく仕事をします。絶対に後悔はさせません。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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