丈夫で長持ちインターロッキング
数年たつと凸凹になるインターロッキングが多いのはなぜ?
施工後、数年たつと凸凹(でこぼこ)になるインターロッキングは多いです。
なぜ?
今度、インターロッキング舗装された歩道を見てみてください。
波を打つかのように凸凹していますよね。
凸凹になるか、ならないか・・・
そのポイントは、転圧にあります。
インターロッキングの構造
インターロッキングについて、まず、その地中部分がどうなっているのか、説明します。
下図のとおりブロックの下に、砂、その下に砕石という構造になっています。
適切なインターロッキングの工事
適切なインターロッキングの施工手順を説明します。
1.まず穴を掘ります。
2.掘った部分の土の底辺を転圧(土をプレスして固めること)します。
掘った部分の底を転圧します。
3.砕石をいれて、その上から転圧をします
4.砂を入れて、その上から転圧をします
5.ブロックを並べその上から転圧をします
6.最後の仕上げをします
適切でないインターロッキング工事
インターロッキングの工事でよくある適切でない工事は、
上記のの2と3と4の転圧の作業を省きます。
いきなり5番目のブロックを積んだ後に転圧してそのまま固めてしまうところもあります。
適切でないインターロッキングの工事、その後は?
転圧の作業を省くと、転圧が十分でないため地面のゆるいところが陥没していきます。その結果、凸凹ができるのです。
とくに、最初に土を掘った後、砕石をいれる前にする転圧が重要です。なぜなら、土の部分には、しっかりとしている部分とゆるい部分があるからです。
最初は大丈夫でも、雨が降ったりしたら地面のゆるいところは沈んでいきます。そして、凸凹なインターロッキングになっていくのです。
インターロッキング工事は、いかに丁寧に転圧をするか
インターロッキングの工事は、いかに丁寧に手間をかけて転圧するか、です。
きちんと転圧された美しさが長持ちするインターロッキングを!